In this world of magic, a boy who is singlemindedly working out.
His name is Mash Burnedead, and he has a secret. He can’t use magic.
スペシャル
TVアニメ『マッシュル-MASHLE-』
生コメンタリー第5話・第6話振り返り上映イベント
- 日時
- 2023年5月25日(木) 会場:新宿バルト9
- 出演
- 小林千晃、石川界人、江口拓也
2023年4月7日(金)より毎週金曜24時から放送中のTVアニメ『マッシュル-MASHLE-』。原作は、週刊少年ジャンプにて大好評連載中で、全世界発行部数500万部を突破している甲本一による漫画作品「マッシュル-MASHLE-」。魔法界を舞台に繰り広げられる個性豊かなキャラクターたちとの友情や戦いとシュールなギャグによって生まれるギャップに話題沸騰中のアブノーマル魔法ファンタジー作品です。
今回は、4月13日実施の生コメンタリー第1話振り返り・第2話先行上映イベント好評につき行われた、生コメンタリー上映会イベント第2弾を徹底レポート! マッシュ・バーンデッド役 小林千晃さん、ランス・クラウン役 石川界人さん、ドット・バレット役 江口拓也さんが、ランスとドットが活躍する第5話、第6話を見ながらアフレコの裏話やキャラクターのお気に入りシーンなどたっぷりお話しいただきました。
生コメンタリー上映会はアルコール禁止!?
盛大な拍手に迎えられ、小林千晃さん、石川界人さん、江口拓也さんが「皆さんこんにちは~!」と元気いっぱいに手を振りながら登場。観客の皆さんも声出し解禁に慣れてきた様子で、石川さんの「声が小さい!こんにちはー!」や江口さんの「皆さん、シュークリーム!」とコールアンドレスポンスを求められると、負けじと大きな声で応えます。
それぞれ挨拶を終えたところで、2回目となる生コメンタリー上映イベントに小林さんは「コメンタリー上映会は1回目のみのはずだったけど思った以上の反響で再び生コメンタリー上映会をやらせてもらえることになりました」と嬉しさをあらわにしました。
また、初の生コメンタリー上映イベントに参加する江口さんは「上映イベントはあるけど、一緒に見ながらというのはあまりない」とイベントの形式に対する珍しさを話し、続けて「始まったら(映画館のシートに座りながら一緒に見るため)みんな江口さんのつむじを見るってことでしょう?」とコメントする石川さん。会場の皆さんの笑いをしっかり取ります。
さらに、お酒好きでも知られる江口さんは映画館で用意してもらう飲み物についても言及。「飲み物のメニュー表のアルコール欄にバツがあった」と話す江口さんに乗っかり、石川さんも「ビール飲みながら見たかった!」。アルコールネタで早くも会場を温めました。
MCからの「それぞれご指定の座席にお座りください」と言われると、石川さんと小林さんの間は空席、江口さんは小林さんの隣の席へと着く。これには「俺と江口さんが隣で、界人さんとは1個空くんですね」と小林さん。会場から拍手と笑いが上がる中、江口さんが座るシートを間違えていたことに気づくというちょっとしたハプニングに、キャスト陣の仲の良さが垣間見えます。
アベルの声マネに会場の笑いはピーク
そして皆さんお待ちかねの第5話上映会がスタート。OP映像が流れ出すと主題歌『Knock Out』を務める岡崎体育さんの話題を持ち出す石川さん。「『マッシュル-MASHLE-』の主題歌に決まってから、ほかの曲も改めて聴くようになった」と話し、「歌詞がすごくおもしろいですね」とべた褒め。小林さんと江口さんも頷きます。
本編へ突入すると、5話冒頭でマッシュとフィンが掛け合うシーンのオーディション秘話を小林さんが披露。「フィン役の川島(零士)くんとスタジオオーディションでこのシーンを掛け合った」と明かします。そこから石川さん演じるランスの登場に会場からは大きな拍手が。すると小林さん「マッシュ登場の時も拍手しろよ!」と一言。会場中に笑い声が立ち込めます。
また、マンドラゴラでシュークリームをつくるパートでは、武内駿輔さん、関口雄吾さん演じるマンドラゴラの叫び声をマネする石川さんに、笑いながら「俺もマンドラゴラやりたい!」と江口さん。この一連の会話にも会場内からは絶えず笑い声が。極めつけは梅原裕一郎さん演じるアベルの登場シーン。即座にアベルの声マネをする石川さんにさらなる大きな笑いが巻き起こります。続けて「家でアニメ見ているとついつい声マネしちゃう」と話す江口さんに、頷く小林さん。「その人の声の節でマネしちゃいますよね」と同調しました。
課外授業のパートでは、上田麗奈さん演じるレモン(・アーヴィン)の登場に「来た!」と嬉しそうな江口さん。続く、マッシュに唾を飛ばしながら早口でまくし立てるドットに「マジでヤバいやつ」と少し引き気味な様子の江口さん。小林さんも「メインキャラクターに入れるとは思えない」と冗談交じりに語り、江口さんは「仲良くしてくれてありがとう……」とドットの代わりにお礼を言う場面も。また、アフレコ時を振り返り「汗だくだった」と明かします。
唯一、一人でアフレコをしたという石川さんは増田(俊樹)さん演じるシルバが登場した際「『あのお芝居好きでした』と増田さんに言ったら、『え、本当?』とめちゃくちゃ喜んでいた」とキャスト間の裏話を語りました。加えて、ドットが「エクスプロム!」と魔法を使うシーンに「めっちゃカッコいい!」と興奮気味な石川さんに笑いをこぼす江口さん。
また、ローレン(・キャバス)の登場に小林さんは「江口さん的には、ローレンとレモンどっちの方がポイント高い?」と質問。それに対して、「この段階では小学生レベルの惚れやすさなので、ローレン。小学校の時に毎回消しゴム貸してと行ってくる子を気になっちゃうのと同じ感じ」と話す江口さんに小林さんもすかさず頷きます。
そんな中、ランスの足にフィンとレモンが抱きついているシーンで石川さんは「ヒロイン2人に抱きつかれている!」とちょっぴりご満悦。さらに、シルバとドットの戦闘シーンでは「ドットがどんどんカッコよくなってくる!」、EDでは「ヘアバンドを外したドットがカッコよすぎる!」と、石川さんの言動に思わず「ドット推しなのだろうか……?」と考えている間に第5話の上映が終了していました。
シルバの口笛は増田さんの努力の結晶
第6話の上映が開始され、OPが流れ始めると「江口さん、今日の朝ごはんは何を食べました?」と小林さん。江口さんは「記憶が抜け落ちていて思い出せない……昨日食べた晩ごはんも覚えていない」と、『マッシュル-MASHLE-』とは直接的に関係のないトークで盛り上がるキャスト陣。
本編に突入すると『マッシュル-MASHLE-』の話題へ。冒頭シルバが口笛を吹くシーンに、シルバ役の増田さん情報を話す江口さん。「最初は口笛が吹けなかったのに、次はしっかり口笛が出せるように練習して仕上げてきた」と増田さんの努力家な一面を教えてくれました。
そして、ドットとシルバが対峙するシーンに石川さんは「ドットの発言がいちいちカッコいい!」と褒めまくり。そこに小林さんが「ランスよりカッコいい?」と質問を投げると、石川さんは「ギリギリ……俺の勝ちかな?」とイケメンボイスで回答。「ランスではなく俺……?」と小林さんからツッコミを受けたすぐ後に、ドットがシルバから攻撃を受け続けるシーンで「江口拓也のやられ声がたまらん!」と大興奮の石川さん。これには「やばい、強火オタク来た」と江口さんが笑いをこぼす場面もありました。
さらに、ドットの<俺はバカだから…疑いきれねえんだよ>のセリフに「<俺はバカだから>って声優人生で一度は言ってみたい」と語る石川さん。小林さんから「言ったことないんですか?」と問われると「まだない。俺、頭いいから」と再び会場内が笑いで包まれます。
また、マッシュとシルバが対峙するシーンに、小林さんは「アニメならではの演出がしびれる」、江口さんは「カッコいいよね」と感想を語り合います。続くマッシュがグーパンをするシーンに「小林くんはよく抑える芝居ができるよね」と今度は小林さんを褒め出す石川さん。それに負けじと、ランスがイーストン魔法学校の寮の説明をするシーンに小林さんは「界人さんは説明セリフが得意ですよね?」と褒め合いの応酬。会場の空気をさらに温かくしました。
ほかにも、ランスの<七魔牙(マギア・ルプス)との級硬貨(コイン)争奪戦がな>とセリフを言うシーンのアフレコ話をする石川さん。最初のアフレコでは、「決めセリフっぽくカッコいいイメージ」で挑んだのだそう。しかし、ディレクションでは「そんなに決めなくていいです」とアドバイスを受けたことを明かしました。
第6話終盤、アベルの登場シーンに「来たな、梅原裕一郎!」と嬉しそうな石川さん。小林さんも笑いながら「界人さんの大好物!」と言います。石川さんだけでなく、江口さんも一緒になってアベルの声マネ。シリアスなシーンにはいい意味で似つかわしくない拍手と爆笑を巻き起こし、第6話の上映会も終了しました。
キャラを褒め合う仲良しキャスト陣
5話・6話を見終わり、江口さんは「おもしろかった」、石川さんは「最高でした」と大満足な様子。続けて、江口さんは「後ろからリアクションが聞こえてくる体験はめちゃくちゃ楽しかった」とイベントの感想を述べ、石川さんは「『こんな貴重な体験できるなんてマッシュル神!』と発信してください」としっかり本イベントの感想を求めます。小林さんも「すごく楽しくやれたのではないでしょうか」と楽しさをにじませました。
さらに、印象に残っているシーンを聞かれると石川さんは「ドットのやられ声。もっとくれ、江口さん!」と再び強火オタクの頭角を現し、会場を笑いの渦に誘います。それに対して江口さんは「あの時の俺、よく頑張ったね」とアフレコを振り返り、「温かい飲み物でも飲んでほしい」と自身を労います。そこへ即座に「お酒を飲んじゃうからダメなのよ!」とツッコミを入れる小林さん。「たしかに、あの日は『アフレコ頑張った自分、お疲れ!』と思ってお酒を飲みに行きました……」と少し反省の色を見せる江口さんに観客の皆さんも微笑ましい表情を浮かべます。そんな中、小林さんは「シルバの憎たらしい芝居は素敵だった。ちゃんと悪だった」とシルバ演じる増田さんの芝居を大絶賛。
MCから『マッシュル-MASHLE-』の今後の展開で楽しみなことを聞かれると、石川さんは「ここからバトルが激化し、いろんな魔法が出てくることに期待」、江口さんは「マギアルプスが次々と出てきてどう戦っていくのか不安になるところに、マッシュがいる。そこを楽しんでほしい。ドットもカッコいいところがあるので」と今後の戦いに期待を寄せる2人。江口さんの「ドットもカッコいいところがある」というコメントを拾い上げ、小林さんは「ランスもカッコいいところがある」とすかさずフォロー。それに続き、石川さんと江口さんも「マッシュにも(カッコいいところが)あるよ!」とコメント。互いに互いのキャラを褒め合うキャスト陣の仲の良さと温かさに、会場内も癒されます。
これまでTVアニメを盛り上げるために、ジャパンプレミアから始まり、Anime Japan 2023や生コメンタリー上映会イベント、ラジオ放送など様々な活動をしてきた『マッシュル-MASHLE-』キャスト陣。物語が折り返しに向かっていることもあり、印象に残っている出来事について聞かれると、イベント直前まで収録があったという『MASH RADIO』を挙げる小林さん。「今度、公開収録で川島くんと大阪に行きます」と話すと、大きく体を揺らしながら「えー!」と叫ぶ江口さん。そんな江口さんに石川さんは「何!?怖い怖い!」と動揺。小林さんが笑いながら「大阪に一緒に行けないとこうなるんです」と言うと、江口さんの新たな一面に石川さんも思わず驚きます。
江口さんへバースデーサプライズ
そんな和気あいあいとした会話を繰り広げる中、そろそろイベントも終わりの時間に……。締めの言葉で終わるのかと思いきや、小林さんから5月22日に誕生日を迎えた江口さんへサプライズプレゼント。小林さんと石川さんがハモりながら『ハッピーバースデートゥーユー』を披露し、観客の皆さんも拍手を贈ります。プレゼントには江口さんが好きだというお酒が贈られ、「大好きなブランデー。新しいのを買おうとしていたから嬉しい!」「飲んだ後のグラスの香りも嗅いでしまうくらいで、このビンは一生捨てられない!」と今日一番の喜びの表情を浮かべました。
江口さんの誕生日祝いに会場内が一段と盛り上がったところで、本当の本当にイベント終了の時間。石川さんは「ここから『マッシュル-MASHLE-』は盛り上がっていきます。キャラクターの魅力がどんどん深まっていくし、バトルシーンも注目して見ていただけたら嬉しいです」と今後の『マッシュル-MASHLE-』の展開にコメント。
続く江口さんは「(今回のように)一人ひとりの声が強いとイベントが開催されることもあるので、Twitter、ブログなどに書き込んでいただけたら嬉しいです」、小林さんは「一緒に笑ったり歓声を上げたりしてくれると本当に楽しくて、またやりたいなと思います。今回は3人でしたけど組み合わせを変えてやりたいし、『マッシュル-MASHLE-』でいろんなところに行きたいです」と『マッシュル-MASHLE-』での今後のイベント開催に期待を寄せます。最後に、ランスの決めセリフ「グラビオル!」を言い放つ小林さんに、「(セリフを)取らないで!」と石川さん。イベントの最初から最後まで仲の良さを見せるキャスト陣と観客の皆さんの笑顔が印象的な本イベントは幕を閉じました。
マッシュ、レモン、フィン、ランス、ドットとようやくメインキャラクターが揃い、アベル率いるレアン寮メンバーとの戦闘も本格化。マッシュは仲間たちとどのように敵と立ち向かっていくのか。マッシュたちの活躍は、TVアニメ『マッシュル-MASHLE-』でぜひご覧ください。